NMNのシステム

ちまたで話題沸騰中のNMNは往年人類の夢だった若返りを実現してくれる成分として、2000年に世界へ向けて大々的に発表され各業界からの注目を浴びました。NMNとは正確にはニコチンアミド・モノ・ヌクレオチドと言い、老化を抑えて長寿を実現する遺伝子の名前です。特にSIRT1という成分が若返りに大きく関与している事を日本の研究者らが明らかにしました。

SIRT1は寿命を司る遺伝子であり人為的に脳内で活性化させると、寿命が大幅に伸びる事をねずみの実験で証明しました。研究はアメリカの医学部を拠点にして日本人研究者らによるものです。ねずみの場合はメスで16%増、オスで9%増というように寿命が延びたのですが人間の年齢に換算すると、7歳も若返った事になり数値としては画期的です。SIRT1にNADが働きかける事で起きる現象ですが、そのNADを生成しているのがNMNなのです。

理論的に言えばNMNを活性化させる事で若返りと長寿を促進させる事ができるわけで、もはや若返りはSFやファンタジーの産物ではなくなるという事です。NMNをビタミンB3が生成しNADに変換された後にSIRT1に作用するという3巴の相互作用が脳の中で行われている事になるわけですが、すべて体内で作られている成分ですから、副作用の心配がありません。残念な事に加齢と共に消滅していきますから活発に機能しているのは若くて元気な年代だけという事になります。NMNがサプリメントとして実用可能になれば、現在老化に伴うあらゆるリスクを軽減できる事になります。今はまだ実験段階という事で早くNMNサプリメントを人類が手にできる日が待ち遠しい限りですが、一部の少数グループで扱う事ができるものの1粒数百億円というレベルの話になります。